こんにちは。管理栄養士のIです。朝、夕は少し涼しくなってきましたね。先回栄養素について記載しましたが今回は炭水化物について詳しく紹介します。炭水化物は下記の図のように糖質と食物繊維に別けられ、糖質は重合度により糖類、少糖類、多糖類に分類されます。
糖質は穀類(白米、パン、麺など)、イモ、果物、菓子、清涼飲料などに多く含んでいます。例えば1日の指示量が1600㎉の場合日本糖尿病学会では炭水化物量は50~60%の割合が推奨されており、1日206g~240gになります。それを朝、昼、夕と3食均等に配分すると1食あたり68g~80gになります。白米150gで糖質量55g、食パン4枚切り1枚(90g)で糖質量40g、ゆでうどん1玉(240g)で糖質量50gになります。また包装に栄養成分が記載されている食品もあるので確認しましょう。
糖質は食後速やかな血糖上昇につながり、多くを摂取すると高血糖になってしまうので適量摂取が望ましいです。
※重合度・・・高分子を構成するモノマー単位の数