糖尿病という病気は、血糖値が慢性的に高くなる病気ですので、様々な原因でおきることが分かっています。
糖尿病は、現在、成因によって次のように分類されています。
1)1型糖尿病:
膵臓のβ(ベータ)細胞の破壊によってインスリンが出なくなる糖尿病
- 自己免疫性
- 特発性
の二つに分類されています。
2)2型糖尿病:
インスリン分泌が低下するタイプ(日本人に多い)とインスリン抵抗性に相対的なインスリン分泌の低下とが組み合わさったタイプがあります。
3)その他の機序や病気によるもの
- 遺伝子異常がわかっているもの
- その他の病気は条件によるもの
- 膵臓疾患(慢性膵炎や膵摘出後など)
- 内分泌の病気に伴うもの
- 肝疾患に伴うもの
- 薬剤性感染症
4)妊娠糖尿病
妊娠中のホルモン過多、ストレスによる妊娠中のみの血糖高値