閉塞性睡眠時無呼吸症候群(Obstructive Sleep Apnea Syndrome、OSAS)は睡眠中に気道が閉塞して無呼吸になる疾患群です。
当然、息が止まると身体に悪いことはどなたでもわかることです。

気道が閉塞すると血液中の酸素濃度が低下し、交感神経が興奮します。そして、血圧が上がり、酸化ストレスや炎症の反応が現れ、凝固しやすい状態にもなります。
気道の閉塞を解除するために息を大きく強く吸い込もうとする動作が生じ、それが胸腔内の強い陰圧を生みます。
そこにある心臓や大血管は大きな圧変化の影響を受けることになります。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群は、肥満度(太った人が多い)、年齢、性(男性が多い)、高血圧症、心房細動、脳卒中の既往のある人、一過性脳虚血の既往のある人で多いことが分かっています。